NPO法人? 一般社団法人?
神戸の女性行政書士畠田孝子です。
昨日は、これから台風が近づくのに・・という状態で朝から淡路島へ。
こんな時に限って新規のお客様やら急ぎの案件で日を変えられなくて行ってきました。
1件、NPO法人設立または一般社団法人を設立したいという案件がありました。
今は任意団体で活動されているところです。
いろいろ調べてみると、相談を受けた事業内容では、NPO法人にしているところ、一般社団のところ両方存在しています。
今回のご相談で、
① 非営利で活動を続ける。収益事業をすることはない。
② 透明性を確保したい
③ 構成員は10人以上いる
④ 助成金、補助金申請も将来あるかも
という意向ははっきりされていましたので、NPO法人を勧めました。
最近一般社団法人で、非営利型を選択されるところも増えてきています。
事業内容も自由に変えられるし、少ない人数から始められるし、すぐに設立できるから・・・と。
NPO法人は手続きもその後も面倒だと言われる方も多いのですが、事業内容と今後の展開を伺うと、NPOにぴったり!というのも多いです。
会員から会費を募ったり、寄付金を募っている法人はその使途をきちんと説明するためにも、毎年の事業報告書はメリットだと思うのです。
収益事業をしていないNPO法人は減免対象にもなりますが、一般社団法人では非営利でもその対象にならない場合もあります。
簡単にできるから・・・という理由ではなく、その後どういう事業を展開したいのか先を見据えて考えることが大切ですね。
だんだんと雨も風もひどくなった15時前。
横殴りの雨、信号待ちしていても揺れる車。
急いで南あわじ市を後にしたのですが、三宮の事務所に帰りついたときはそうひどくもなっていなくてよかったです。