神戸☆女性行政書士の気まぐれ業務日記

建設業許可専門女性行政書士が建設業関連業務以外で取組んでいることを気ままに書いています。

運輸安全マネジメントとは

 神戸の女性行政書士、畠田孝子です。

今日は、明日申請の急ぎの案件もあり、ひたすらやり取りしながら一日事務所で書類作成でした。

しかし、2点終わらず、明日に持ち越し💦
明日、申請予約時間の1時間前にその書類の受け渡しを約束。
1点はお客様側で用意しないといけない申請時に必要な押印書類。

私は待つしかありません。

 

さて、

昨日に引き続き一般貨物運送事業者を対象にしたGマークについて。

Gマークは、

①「安全性に対する法令の遵守状況」

②「事故や違反の状況」

③「安全性に対する取り組みの積極性」

の3つの項目で評価され、一定の基準を超えた場合に認定される仕組みです。

①、②は結果として安全が確保できたという項目なので、その安全性を確保するための仕組みづくりが必要なのです。

その仕組みが、昨日 「輸送の安全に係る重要な取り組み」なのに配点が低いと書いた、運輸安全マネジメントです。

 

運輸安全マネジメントは、2つの義務事項

【従業員に対する指導・監督等】

【安全情報の公表】

と、1つの努力事項

【マネジメントしシステムの構築・運用】

でできています。

義務事項に対して、

1.輸送安全方針 を立て、方針を実現させるための

2.目標  を作り、目標を達成させるために目標達成手段を考える

3.取組計画 に則り、教育訓練を実施し、記録に残す。そして、

4.安全情報の公表 を自社のホームページか営業所に掲示します。

私は目標を1つにしてもらい、それを達成する手段を5個程度挙げてもらっています。それを実現するためにまずはできる取組から。

その積み重ねが従業員教育にもなり、安全にもつながると考えます。

 運送業者さんは、事業所内にこんな掲示があるはず。

このホワイトボードに書かれている事項の奥に、必要な取り組みがたくさんあるんですよ。

f:id:kobegyosei:20150616004320j:plain


明日は、午後の某申請までの時間、運輸安全マネジメントマニュアルの見直し(案)作成予定です。

 

Gマーク、運輸安全マネジメントに興味があったり、何か聞いてみたいと思った方はこちらのお問合せフォームまで遠慮なくどうぞ。